【在宅秘書をやりたい方必見!】在宅秘書の仕事内容や給料、求人情報を紹介♪
在宅秘書とは、文字通り、秘書業務を在宅で行うことを指します。
自宅で仕事ができる為、家事や子育てのある主婦などに人気のお仕事です。事情があって、せっかく取得した秘書検定や事務系資格の知識を眠らせている人にとっては、新しい働き方として魅力的と言えます。
コロナ禍によりテレワークが一気に定着した昨今、企業の在宅勤務への理解も進んでいます。
本記事では、在宅秘書について、仕事内容や給料、メリット、求人情報などを解説していきます。
在宅秘書とは?どんな仕事?
一般的な秘書業務とは、上司が滞りなく仕事に専念できるようにサポートする仕事です。その仕事を在宅・リモートで行うことを在宅秘書と言います。(在宅秘書の場合、相手は上司ではなくクライアントとも言います。)
仕事内容
在宅秘書の仕事内容は、通常の秘書が行っている業務で、オンラインで出来るものは全てになります。
具体的には、
- 上司のスケジュール管理
- 会議のセッティング
- 資料作成
- 出張の宿泊予約
- 電話応対、メール応対
- SNS運用代行
- 銀行関係(入金のチェック、振込依頼など)
クライアントによっては、もっと幅広い業務や専門性のある仕事を任せられる場合があります。
必要なスキル・資格
クライアントがなにを求めているかにもよりますが、在宅秘書には一般的なパソコンスキルは必須です。特にWord、Excelを使わない企業は無いと言っても過言では有りません。
秘書検定の資格については必須ではない求人も多数存在しますが、パソコンを使わない在宅秘書業務はほぼ無いと思ってください。秘書決定が必須の場合、履歴書に書けるのは3級からとなりますので、秘書検定資格を求めるクライアントの場合は、何級の資格を求めているかを確認する必要があります。
また、一般常識、社会人(特に事務)経験、ビジネススキルも求められることが多く有ります。加えて、オンラインは対面ではないからこそ、レスポンスが早いと信頼に繋がります。コミュニケーションを密に取り、クライアントの要望をいち早くキャッチし、早急に対応することが出来るのが、信頼獲得の近道と言えるでしょう。
お給料
在宅秘書のお給料は、時給だと1,000円~1,200円が相場と言われています。月給制の場合は、50,000円~80,000円のところが多いですが、雇用主によっては、資格手当や歩合給など+αでお給料を頂くことも出来るかもしれません。
勤務時間
在宅秘書の勤務時間も雇用主によりますが、大体は一般的な企業と同じく9~17時の間のところが多いです。中には3時間~OKという条件で求人を出しているところもあり、就業時間内にコアタイムを定め、その中で○時間以上ならOKという条件を出している雇用主も存在します。
日数については、平日は毎日というところもあれば、週3日~というところもあるので、自分の生活スタイルにあわせて求人を探すのが良いでしょう。
在宅秘書の魅力やメリット
ある程度、時間の融通が利く!
自宅で仕事ができるので、ちょっとした来客時や外出の用事があるときなど、比較的簡単に離席できます。もちろん、「急遽この時間までにこの仕事を終わらせてほしい」と雇用主が言うときは対応しなければなりませんが、時間に余裕があるときは昼休憩にランチに出ることもできるので、ある程度自由に仕事をすることができます。
また、子どもが体調不良で休んでいる時は付き添っていられますし、小さい子どもがいる家庭であれば、ぐずったときにすぐにあやすことができます。家にいながらにして仕事も家事も子育ても同時にできるというのは、物凄い魅力的だと思います。
ただし、仕事は仕事ですので、クライアントがいる以上、自分の都合を優先してばかりで仕事をすることの無いようにしましょう。
通勤しなくて良い!
朝早くに起きて、バタバタと家族のことや自分のこと、家事を片付けてから慌てて家を出て、出勤時間に何とかギリギリセーフ!……ということをしなくて良いのも大きなメリットですよね。
今まで通勤に充てていた時間を自分のために使うことができるし、満員電車や渋滞を考える必要もありません。
何よりも、私が1番疲れると感じる、「社内の人間関係」が無いのも大きなメリットです。
私自身もフリーランスで活動しているのですが、最初の内は在宅で仕事をするとなると気持ちの切替が中々できませんでしたが、今では仕事モードに自分で切り替えることができるようになっているので、その点に不安を感じている人は時間を決めて、効率的に仕事を片付ける様なクセを身につけていきましょう。
どこでも仕事ができる!
先程からずっと、在宅在宅とばかり話していて、家でやらなければならないと感じている人も多いかもしれませんが、在宅秘書は働く場所を選びません。カフェにいようが、旅先にいようが、連絡が取れて、ネットが使えて、仕事を片付けられる環境が整っているのであれば、基本的に働く場所はどこでも良いのです。
在宅秘書に向いている人
在宅秘書になるメリットを解説してきましたが、それでも人間には向き不向きがあります。在宅秘書に向いている人は以下の様な人と言えるでしょう。
自己管理がしっかりできる人
上司や同僚の目が近くにないため、緊張感がないとだらけてしまう人には向いていません。
オンラインによるコミュニケーションに抵抗がない人
文字だけのやりとりや、ZoonやMeetなどオンラインミーティングの機会が多いため、その人の人となりを知ることが難しいです。主に文章で的確に伝えられる人でないと、トラブルになる可能性もありますので注意です。
周囲に気を配れる人
基本的に対面はあり得ないので、相手の表情を見ることが難しいです。常に相手の立場にとって、積極的に能動的に行動する必要があります。
レスポンスが早い人
リモートだと毎度毎度すぐに返信するのは難しいかもしれませんが、返信が早い人は相手から信頼を得やすいです。
自分でものごとを考えられる人
在宅だと分からない点をすぐに誰かに聞くことができません。自分で考え、相手がどうされたら助かるかをいち早く察知し、臨機応変に対応することが重要です。
在宅秘書の求人【副業・転職・パート・バイトに!】
在宅秘書と言っても、求人によって勤務の仕方はさまざまです。自分のライフワークにあった求人を探してみて下さい。
オンライン秘書(オンラインアシスタント)
オンライン秘書とは、クライアントの事務や秘書などのバックオフィス業務をオンラインで担うサービスのことです。秘書と言いながら、秘書検定は必要とされていない場合が多いので、在宅で仕事を始めてみたい方はぜひ下記のサイトを参考にしてみて下さい。
フジ子さん/フジア株式会社
「フジ子さん」は、フジア株式会社が提供するオンラインアシスタントで、主婦が多く在籍しています。
「困ったときはお互いさま、みんなで助け合い」の精神を大切にし、仲間同士助け合って仲良く仕事を行っています。まずは委託業務からになりますが、本格的に仕事に入る前に丁寧なトレーニングがあり、初めて在宅で仕事をする人も安心です。
仕事に慣れてきたら契約社員への道も開け、活躍の場を広げることもできます。自分のライフスタイルに合わせて働ける、おすすめの求人です。
CASTER BIZ(キャスタービズ)/株式会社キャスター
「キャスタービズ」は、経理・秘書・人事・WEB運用をはじめとするサポート業務の「オンライン秘書」サービスです。
キャスタービスは、契約社員や正社員登用の可能性もあり、採用されると収入が安定しやすいというメリットがあります。
職種については、カテゴリ毎にHP上で随時募集されますので、マメにチェックしておくと良いでしょう。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネット上で、企業が不特定多数のひとたちに仕事を依頼できる業務形態のこと。わかりやすく言うと、仕事を依頼したい人と仕事をしたい人のマッチングサービスですね。
以下に、クラウドソーシングのサイトを紹介します。
クラウドワークス/株式会社クラウドワークス
「クラウドワークス」は、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
在宅秘書の求人は100件を超えており(2020年6月1日現在)、秘書経験の必要がない仕事から専門性の高い仕事まで、さまざまな求人が揃っているところが魅力の一つです。自分に合った条件の仕事がきっと見つかります。
また「フリーランスサポート」という、クラウドワークス登録者用のキャリアサポートも魅力です。確定申告の相談やスキルアップ支援、福利厚生などを幅広く受けられます。
無料で登録できるので、クラウドソーシングを利用するなら、まず押さえておきたいサイトですね。
クラウドテック/株式会社クラウドワークス
「クラウドテック」も株式会社クラウドワークスが運営するフリーランスのための求人サービスです。
独立したい。業務委託で働きたい。そんなフリーランスのための求人サービスであり、 報酬額や勤務地、職種やスキルなど、ワーカーの希望を 専属キャリアサポーターが伺い、最適なお仕事を提案頂けます。
社会保障や福利厚生も充実しており、あらゆる手をつくし、フリーランス・個人事業主の働き方を支援してくれます。
何よりも、上場企業のクラウドワークスが運営するので安心です。
こちらも会員登録自体は無料ですので、まずは会員登録をしてみましょう。
ママワークス(mama works)
「ママワークス」は、家事や子育てをしながら働きたい女性に特化したクラウドソーシングサービスです。
「せっかくとった資格を活かして秘書として働きたい。けれど家のことも子どものこともあって自由に外に出られない…」というママさんには大変心強い求人サイトです。主婦に特化したサイトなので、主婦の事情を鑑みてくれる企業が多いことは大きな魅力ですね。
ただ、在宅秘書の求人数は10件前後と、さほど多くはありません(2020年6月1日現在)。こまめに求人情報をチェックして、自分に合う在宅秘書の仕事を見つけましょう。
最後に
昨今のコロナ禍もあり、必ずしも対面しなければならない仕事も少なくなり、リモートやメール、クラウド上で業務のコミュニケーション、必要なやり取りがこなせる時代になってきました。
欧米では、在宅秘書と言われる様な、アシスタント業務をリモートで雇う習慣は、1990年代から存在し、日本でもやっとその時代になりつつあるという状況です。
「会社に行かずに自宅で働く」という在宅秘書に少しでも魅力を感じた方は、ぜひ本記事を参考に、自分の有った職場を見つけて頂ければ幸いです。