【仮想通貨いらず】クレカでNFTが買えるPie(パイ)とは?メリットデメリットと買い方をわかりやすく解説
NFTって仮想通貨がないと買えない?
Pie(パイ)を使えば、クレジットカードでNFTが買えるって聞いたんだけどどうやるの?
利用する上での注意点とかもあれば知りたいな!
こんな悩みを解決します。
本記事でわかること
- Pie(パイ)とはどんなサービス?
- Pie(パイ)のメリットデメリット
- Pie(パイ)でNFTを購入する方法
本記事の筆者は、日頃より仮想通貨やNFTの取引を行い、実際に30以上のNFTを保有、売買を繰り返して収益を上げておりますので、安心して読み進めていってくださいね。
NFTを購入したいけど、仮想通貨の取引をするのは怖いと考えている方も少なくないのではないでしょうか?
結論、「Pie(パイ)」というサービスを利用すれば、クレジットカードでNFTを購入することが可能なので、初心者の方や仮想通貨の買い方などを覚えるのはちょっと…という方に最適です。
しかし、先に少しだけデメリットを話してしまうと、「Pie(パイ)」はとても便利な反面、手数料が高いので注意が必要です。
- 無駄なお金は掛けたくない
- NFTを数点購入したいと考えている
- これからNFTを買っていきたいと考えている
このような思いを持っている方は、「Pie(パイ)」を利用するのはちょっと待ちましょう。
仮想通貨を購入するのは考えているよりもとても簡単なので、自分で仮想通貨を準備してNFTを買った方が良いかもしれません。
本記事を読んでいただいて、NFTの購入を検討している方は、「Pie(パイ)」のメリットデメリットをよく理解して利用するか否かを検討してみてください。
また、自分で仮想通貨を購入してみたい!と思った方は、国内仮想通貨取引所でも安心でユーザー数の多いCoincheck(コインチェック)で無料口座開設を行いましょう。
Coincheck(コインチェック)は日本国内最大級の仮想通貨取引所であり、CMでもよく放送されるなど安心して取引ができるので、まずはCoincheck(コインチェック)で無料口座開設しておくことで、いざ取引をしようと思った時に便利です。
最短5分で手続きは終わりますし、取引をしなければお金が掛かることは一切ありませんので、時間がある時にでもサクッとやると後でラクです。
取引所の口座開設は手続き後に簡単な審査があるのですぐに取引をしたい!という方は、口座開設を済ませておかないと波に乗り遅れる場合がありますので注意してください!
Coincheck無料口座開設
「Pie(パイ)」とは?
東京都港区に本社を構える株式会社XYZが展開する、クレジットカード払いでNFTを購入することができるサービスを「Pie(パイ)」と言います。
世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」にあるNFTから購入したいNFTを選択し、仮想通貨イーサリアム(ETH)を自身で用意する必要なく、簡単にNFTが購入できるようになりました。
OpenSeaでは、クレジットカードが使えないのにどうしてPieを使うと、OpenSeaのNFTがクレジットカードで買えるの??
なんか怪しくない??どういう仕組み??
簡単に説明すると、
Pieが、代わりにOpenSeaのNFTを購入してくれるサービス!!
言わばPieはOpenSeaのNFTを代わりに購入してくれる「代理店」みたいなものですね。
Pieは、ユーザーのNFT購入注文を基に、NFT購入を代わりに行い、購入したユーザーのウォレットに届けるまでの流れを一環して行ってくれます。
これにより、OpenSea上のNFTをクレジットカードを使って購入することができる様になっているので、NFTが欲しいけど、仮想通貨触ったことないし…という初心者の方にとっては、画期的なサービスとなりますね。
しかし、冒頭でも少し触れたように、手数料が割高などPieを利用するにあたってのデメリットも存在するので、しっかりと把握した上で取引をする様にしましょう。
Pie(パイ)を利用するメリット
私の考えるPieを利用するにあたってのメリットは、
Pieを利用するメリット
- クレジットカードでNFTが買える
- 購入間違いを防げる
正直、仮想通貨やNFTを触ったことがない初心者向けのサービスなので、自分で普通に仮想通貨もNFTも購入できる!という方は、利用することはまずないと思います。
何度も言いますが、初心者の方にとってネックとなる仮想通貨の知識や購入方法を抜きにして、クレジットカードでNFTを買えるというのは大きなメリットだと思うので、そういった方々向けのサービスといった印象です。
また、NFTの購入もプロの方に任せることになるので、「間違って盗品や偽物を購入してしまった」「仮想通貨の購入を間違ってしまった」といったような「間違い」を防ぐことにもなるので、そういった点もメリットですね。
欲しいNFTが対応しているチェーン(イーサリアムなど)とは全く違う仮想通貨を購入してしまったり、仮想通貨ウォレットのアドレスを間違ってしまい、仮想通貨を紛失してしまったなどのことがないようにその点も責任もって代わりにやってくれるので安心ですね!
Pie(パイ)を利用するデメリット
では、Pieを利用する上でのデメリットも見ていきましょう。
Pieを利用するデメリット
- 手数料が高い
- 購入するNFTに制限がある
- 購入したNFTを売ることができない
NFTをクレジットカードで購入できるというのは、画期的なサービスで初心者にとってとてもありがたいことだとは思うのですが、以下のデメリットをしっかりと理解した上でPieを利用するようにしましょう。
手数料が高い
仮想通貨やNFTの購入をPieに任せることになるので、Pieに支払う手数料が発生することは容易に想像できるかと思います。
では、手数料はどの程度なのでしょうか。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品代 | NFT自体の価格となります。 |
変動手数料 | 7%(商品代に対して)消費税込 |
固定手数料 | OpenSeaのガス代が90~3,900円、NFT送付代が130~1,200円ほどかかっております。 ネットワークの影響により前後します。 一定の固定手数料を頂戴しております。 |
商品代と固定手数料(ガス代)は、自分自身でNFTを購入する場合でも必ず掛かるものとなります。
「変動手数料」はPieを利用するにあたっての手数料となっていて、商品代に対して「7%」掛かってきます。
これを安いと見るか高いと見るかは個人の主観にもよりますが、自分で仮想通貨を準備してNFTを購入しているユーザーからすれば、「高い」と考える人がほとんどですかね。
10,000円のNFTを購入:700円の手数料
50,000円のNFTを購入:3,500円の手数料
100,000円のNFTを購入:7,000円の手数料
200,000円のNFTを購入:14,000円の手数料
300,000円のNFTを購入:21,000円の手数料
これをみて安いと思えるのであれば、Pieを利用してみても良いと思いますが、自分で仮想通貨を準備して購入することでこの手数料を抑えることができるので、自分でやってみる!と思う方は、以下の記事を参考にしてNFTを購入してみることをオススメします。
購入するNFTに制限がある
- 80万円(税込)以下のNFTは購入できない
- イーサリアム以外のチェーンを利用しているNFTは購入できない
- オファー機能が使えない
- 同時に複数のNFTを購入できない
80万円(税込)以下のNFTは購入できない
Pieでは、80万円(税込)以下のNFTのみ購入することが可能です。
そんな高額のNFTは買わないよ…と思われる方も多いと思うので、そこまでデメリットではないかと思いますが、念の為覚えておきましょう。
イーサリアム以外のチェーンを利用しているNFTは購入できない
また、イーサリアム以外のチェーンを利用しているNFTを購入することもできません。
NFTは、イーサリアム以外にもポリゴンやBNBなどのチェーンを利用していることがあるのですが、それらのNFTを購入することはできません。
オファー機能が使えない
OpenSeaでは、「売りには出されていないけど保有者にいくらで売ってもらえませんか?」というオファーを出すことも可能なのですが、Pieではオファー機能を利用することはできず、あくまで「Buy Now」といった現状売りに出されているNFTのみ購入することが可能です。
同時に複数のNFTを購入できない
Pieでは複数のNFTを同時購入することができません。
複数のNFTが欲しいという場合は、注文を分けて購入するか自分で仮想通貨を準備して購入するかの二択となります。
購入したNFTを売ることができない
購入したNFTを売ることができないというよりは、
PieはNFTを代理で「購入してくれる」サービスとなるので、売却する際には自分で行わなくてはならない
ということです。
NFTは需給のバランスによって、価値が高騰することもあれば下落することもある言わば投資商品のような扱いもされます。
Pieを通じて購入したNFTの価値が上がっているから売りたいんだけど、Pieで売却してくれるかな?
これはできません。
Pieを通じて購入したNFTを売却したい場合は、面倒でも自分で仮想通貨を購入して、OpenSea上に出品する必要があります。
なぜNFTの売却時にも仮想通貨が必要なのかというと、先述した「ガス代」と呼ばれる取引にかかる手数料が必ず掛かるからです!!
以下の記事にNFTアートの作り方と合わせて、出品方法もわかりやすく解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
PieでNFTを購入する方法
それでは、PieでNFTを買うためのやり方についてわかりやすく解説していきたいと思います。
PieでNFTを購入する方法
- MetaMask(メタマスク)を準備する
- Pie(パイ)でNFTを購入する
たったこれだけでNFTを購入することが可能となります。
MetaMask(メタマスク)を準備する
まずはMetaMaskといった仮想通貨ウォレットを無料インストールします。
MetaMaskとは、仮想通貨やNFTをしまっておくための「お財布」のような役割をするツールです。
PieでNFTを購入したとしても、しまっておくためのお財布がないと管理できないので準備する必要があります。
MetaMaskは、スマホアプリやGoogle Chrome(グーグルクローム)で簡単に準備することができるので、以下の記事を参考にしてMetaMaskを準備しましょう。
MetaMask - Blockchain Wallet
MetaMask無料posted withアプリーチ
PieでNFTを購入する
MetaMaskの準備もできたら、Pie公式サイトを開きましょう。
Pie公式サイトを開いたら、
- 「NFTを探す」をクリック
すると、NFTコレクションの一覧が表示されるので、
- 購入したいNFTをクリック
コレクションを表示したら、
- 購入したいNFTを一つ選んでクリック
OpenSea上のリアルタイムでの出品情報とPieの出品情報を見比べていたのですが、出品情報にズレが生じている気がするので、その点は注意が必要ですね!
購入したいNFTを選択したら、
- 「購入手続きへ」をクリック
次に、
- 送り先のウォレットアドレスを入力
- メールアドレスを入力
を行っていきます。
送り先のウォレットアドレスとは、インストールしたMetaMaskのウォレットアドレスのことを指します。
ウォレットアドレスの確認とコピーするには、
- 画面右上の「キツネのアイコン」をクリック(Google Chrome)
MetaMaskを起動するためにパスワードを求められるはずですので、
- 設定したパスワードを入力して「ロック解除」をクリック
すると、MetaMaskが起動されるはずですので、
- 「イーサリアムメインネット」になっていることを確認
- アカウント名の部分をクリックしてウォレットアドレスをクリップボードにコピー
次に、Pieの購入画面に戻り、
- MetaMaskでコピーしてきたウォレットアドレスをペースト
記載のある通り、ウォレットアドレスを間違えるとNFTを受け取ることができず、最悪の場合お金だけ失うことになってしまうので、ウォレットアドレスは手打ちせず、必ずコピー&ペーストをするようにしましょう!
続いて、PieからNFTのお届け情報などを受け取るために、
- メールアドレスを入力
no-reply@getpie.xyzからのメールを受け取れるようにしておきましょう!
ここまで入力ができたら、
- 「カード情報の入力に進む」をクリック
をして次の画面に進みましょう。
すると、ネットショッピングでよく目にするカード情報入力の画面に遷移しますので、あとはAmazonや楽天などでネットショッピングを楽しむのと同じ要領で進めていくだけでNFTの購入は完了です。
いかがですか?
たったこれだけでクレジットカードを使って簡単にNFTを購入することができました。
Pie(パイ)に関するよくある質問
Pieに関するよくある質問をまとめてみました。
結局Pieは何ができるサービスなの?
Pieは、OpenSeaで取引されているNFTをユーザー様の代わりに購入し、クレジットカードで購入できるサービスになります。
NFTってなに?
NFTとは、Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略で、主にイーサリアム(ETH)などのブロックチェーン上で構築できる代替不可能なトークンのことです。
ブロックチェーンという技術を使うことで、そのデジタルアートの真偽や所有者の情報が偽造ができないような仕組みとなっています。
→→【意味不明?】NFTってなに?初心者向けに要点絞ってわかりやすく解説
OpenSea(オープンシー)以外のNFTは買える?
現状、OpenSea上のNFTしか購入することはできません。
LINE NFTなどの他のマーケットプレイスのみでしか取り扱いがないNFTは購入することができません。
法人でも買える?
法人でも購入することはできますが、税務署や顧問税理士に確認することをオススメします。
注文してからNFTが届くまでどれくらい掛かる?
購入リクエスト後、原則24時間以内に届くようにしていると公式発表があります。
OpenSea等で何かしらの障害があった場合は24時間よりかかる場合もあります。
購入後キャンセルはできる?
購入リクエスト後にキャンセルすることはできません。
購入リクエストを行う前に、再度確認するようにしましょう。
表示されているNFTの価格以外に費用は発生する?
アイテムの合計金額は、
- NFT自体の価格
- サービス手数料
の合計金額(税込)となっているので、基本的にそれ以外の金額は掛かりません。
しかし、NFTは随時取引がされ続けている流動性があるものなので、換算レートの変動、アイテムの価格が変動する可能性があります。
購入リクエスト完了まで合計金額は変動するので、実際に確認した金額とは差異が出る可能性があることを了承しておきましょう。
NFTが購入できなかった場合はどうなる?
先ほど説明した通り、NFTは流動性のあるものなので、
- 購入上限金額を上回っている
- NFTが先に購入された
- OpenSeaでの出品が取り下げられた
- OpenSeaでの出品価格が変更された
これらの理由に該当する場合、NFTを受け取ることはできません。
その場合、支払いはキャンセルされ、全額返金対象となります。
届いたNFTはどうやって確認するの?
届いたNFTはMetaMaskで確認することができます。
MetaMaskを開いて「NFT」をクリック
MetaMaskを開いたら、以下の画像のように、
- 「NFT」をクリック
これでNFTが表示されるはずです。
「NFTが見つかりません」という表示になってしまった場合は、設定画面を開き、「NFTの自動検出」と「OpenSea APIを有効にする」を「オン」にしましょう!
購入したNFTを返品することはできる?
決済完了したNFTの返品交換はできません。
したがって、本当に購入したいNFTなのか、金額に間違いはないかなど今一度確認するようにしましょう。
購入したNFTはなにに使えるの?
NFTの主要用途としては、pfp(プロフィール画像)としてSNSなどで使用することができます。
また、プロジェクトによってもユーティリティ(実用性)は様々で、中にはメタバース上などでゲームキャラクターとして使用することができたり、NFTを保有しているだけで最新NFTを優先的に購入することができる権利(AL:アローリスト)を受け取れるなどのメリットがあります。
結局のところ、ユーティリティ(実用性)を上手く活かすには、TwitterやDiscordといったSNSを用いて情報収集と仮想通貨などの知識を少しでも身につける必要があります…。
購入したいNFTコレクションがない場合どうすれば良い?
Pieに対して「Pie NFT推薦フォーム」から追加してほしいNFTコレクションを申請することができます。
申請すれば必ず増やしてくれるというわけではないようなので、注意しておきましょう!
まとめ
本記事では、クレジットカードで決済できるNFT購入サービス「Pie(パイ)」について要点を絞ってわかりやすく解説してまいりました。
Pieの評判や口コミなどについてもご紹介したかったのですが、SNS上でもあまり発信がないのでご紹介できませんでした…。すみません。
結論ですが、Pieを利用した感覚として、
- 初心者にとってはとても良いサービス
これに尽きますね。
仮想通貨やNFTに日頃から触れている方であれば理解できると思うのですが、やはり7%という手数料が正直痛いです。
たかが7%、されど7%なのです。
また、NFTを購入するのは良いのですが、そのNFTを保有していることで得られる可能性のある「ユーティリティ(実用性)」などを受けるためには、結局自分である程度の勉強が必要となります。
私個人としては、仮想通貨もNFTも購入するのにそこまで難しい知識は必要ないと思ってますし、今はネットで調べれば購入する手順などがいくらでも落ちている世の中なので上手い話に乗っかりすぎなければ間違うこともそうそう無いと考えます。
数回取引を行えば、ネットショッピング感覚で仮想通貨もNFTも扱えるようになれると思うので、自分で購入にチャレンジしてみる!という方は、絶対にその方が「おトク」です。
購入方法の手順等については、別記事や以下の記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてチャレンジしてみてくださいね!