【無料で使える!?】formrun(フォームラン)の機能や使い方と評判を解説♪
formrun(フォームラン)とは、株式会社ベーシックが開発しているフォーム作成ツールです。
基本的に「無料※多様なプラン有」で使えるフォームツールであり、専門知識がなくても直感的にフォームの作成が可能です。フォームツールでありながら、ステータス管理など顧客管理が充実しており、営業活動の効率を上げたい方や、チームでの進捗管理を一元化したい場合などにはうってつけです。
非常に便利で使い勝手が良いので、顧客管理システムで迷っている方は、まず「無料」で使ってみて下さい。世界が変わるかもしれませんよ?
本記事では、formrun(フォームラン)の概要、使い方、導入事例などについて説明するとともに、機能やメリットなどについても解説していきたいと思います。
formrun(フォームラン)とは?
スタートアップ企業から大企業まで、幅広い企業が採用しているformrun(フォームラン)は、フォームの設置から問い合わせ対応状況の確認、メール対応まで、フォームに関わる業務を一元化しています。
ユーザーが快適に利用できるように要望を常にヒアリングし、アップデートを重ねているそうです。
10万ユーザー突破!
ホームページ上に表示されている企業を見るだけでも、名だたる企業が使用しているのが分かります。
それだけ使い勝手が良く、視認性が良いシステムなのです。
formrun(フォームラン)の特徴
豊富なデザインテンプレート
formrun(フォームラン)には、40種類以上のテンプレートが存在し、デザインに優れたフォームを簡単に作ることが出来ます。
- 問い合わせ対応
- 申込フォーム
- アンケート
- イベント受付
- 予約フォーム
- 資料請求 etc...
様々なテンプレートが用意されており、それぞれに用意されている設問やデザインが違います。
そのため、設問の内容やデザインをイチから考える必要が無く、短時間で直感的にフォームを作れます。
もちろん、HTMLやCSSを使ってオリジナルのフォームを作ることも可能です。
高度なセキュリティ
日頃、個人情報を打ち込む画面が表示された場合、セキュリティは大丈夫なのかどうかを気にしますよね?中には、セキュリティに不安があると入力をやめてしまうなんてこともあるそうです。
個人情報が流出してしまうと、被害状況の調査、顧客対応、損害賠償、システムの修復・復旧コストだけでなく、信用の失墜やイメージダウンといったリスクがあります。
formrun(フォームラン)は、情報セキュリティマネジメントについての国際規格であるISO27001とプライバシーマークを取得し、通信にはSSL/TLS化を採用しており、24時間のサーバー監視も行っているため、サーバーやデータの安全性も万全です。
Webサイトへの簡単埋め込み
formrun(フォームラン)は、iframeを使って自身のホームページにそのまま埋め込むことが出来ます。
formrun(フォームラン)のフォーム編集画面でフォーム作成後、埋め込み用のスクリプト画面に遷移してiframeのスクリプトをコピー&ペーストすれば、簡単にホームページへフォームを埋め込めます。コードを使えない方でも簡単に設定できるの安心してください。
CSVエクスポート
【STARTERプラン以上で使用可能】
CSVエクスポートとは、formrun(フォームラン)で作成したフォームに届いたデータをCSV形式でエクスポートする機能です。
フォームから入力されたデータをCSVファイルで出力することができ、CSVファイルはエクセルの様にデータを扱えるので、顧客管理をより効率的に管理、分析することができます。
便利な補助機能
formrun(フォームラン)には便利な補助機能が用意されており、住所自動入力機能やリアルタイムバリデーション機能、reCAPTCHAなどがあります。
住所自動入力機能では、郵便番号を入力するだけで自動的に住所を割り出し入力欄を埋めてくれます。そして、リアルタイムバリデーションは項目ごとに求められる入力値が正しいか、瞬時に判定してくれます。
reCAPTCHAの設置も可能です。reCAPTCHAとは人間とボットを区別する技術であり、スパムへメールの対策に有効です。スパムメールをユーザーはいやがるので、設置するのも良いと思います。
入力フォームが使いにくかったり不安があったりすると、ユーザーが離脱してしまう可能性がありますが、このような補助機能を利用することで離脱を防ぐことができます。formrunは、ユーザーの便利を助け、離脱を防ぐ補助機能が搭載されています。
他ツールとの連携
formrun(フォームラン)は、Googleスプレッドシート300やSalesforce、Pardot、mailchimpなどの幅広い顧客管理ツールやマーケティングオートメーションツールとの連携に対応しています。
このような他ツールと連携することで、フォームから得た顧客データをリード情報として管理できるだけでなく、データ分析や顧客管理、マーケティングやセールス活動に活かせます。
また、SlackやChatworkなどのチャットツールとも連携しているので、チームでの管理なども効率化することができます。
問い合わせ管理機能
formrun(フォームラン)では、フォーム機能だけでなく問い合わせ管理機能も充実しています。
フォームから送信された問い合わせへの対応状況のステータスを管理できます。フォームやメールの受信状況や問い合わせ対応の状況をチームで確認でき、二重対応や対応漏れを防ぐことができます。
また、formrun(フォームラン)の管理画面から問い合わせをしてきた顧客へメールを送受信できるので、メールツールに切り替える必要もありません。メールではテンプレートも利用でき、返信業務を効率化できます。
データ管理・分析
formrun(フォームラン)はデータ管理や分析の機能を備えています。
ダッシュボードでの機能は、フォームから送信された問い合わせ数、対応状況を可視化できます。そして、GoogleスプレッドシートやMailChimp、Salesforce、Pardotと連携することで、データをより有効的に活用できます。
formrun(フォームラン)をGoogleスプレッドシートと連携すれば、顧客情報を出力して管理できるうえ、グラフ化が容易なので分析もしやすいです。
Salesforceと連携すれば、formrun(フォームラン)に登録されたデータを見込み顧客データとして登録でき、pardotと連携すれば見込み客へのメール配信やスコアリングといったマーケティング活動がしやすくなります。
formrun(フォームラン)のメリット
無料で簡単にフォームを作成できる!
formrun(フォームラン)には無料プランがあるので、無料でフォームを作成できます。無料プランではフォームを1つ作成でき、月50通まで個別メールを送れます。無料でも作成できる回答データ数も無制限なので、多くの人に回答していただけます。
フォームの作成はテンプレートを選んでテキストを入力するだけなので、最短30秒でフォームを作成できます。回答者が選んだ選択肢によって、次からの設問表示を変更したり、送信前の確認画面を表示させたりもできます。
formrunが用意しているテンプレートのデザイン性が高いため、無料でも自社サイトに合ったデザインのフォームを作れるのが魅力です。
顧客管理ができる!
formrun(フォームラン)はフォーム作成ツールでありながら、顧客管理にも利用できます。
フォームから獲得した情報をカンバン方式のボード画面で管理できるため、ステータスをこまめに管理でき、対応状況がひと目でわかります。未対応/対応中/対応完了といった現在のステータスはもちろん、対応履歴やメモ、担当者を一元管理でき、回答ごとに担当のラベルをつけることもできます。
また、Slack、Chatwork、Microsoft Teams、LINE WORKS、メールなど様々なツールと連携でき、リアルタイムで通知を受け取れます。メーラーを立ち上げたりせず、管理画面から直接問合せへの返信ができますので、ユーザーからの問合せ内容を確認しながら簡単にメールの送受信ができます。
迅速かつ漏れや抜けのない対応ができ、コミュニケーションコストの削減につながります。
セキュリティが安心!
株式会社ベーシックは情報セキュリティマネジメントについての国際規格ISO 27001の認証やプライバシーマークを取得しています。
SSL/TLS化を実施し、24時間のサーバー監視も行っているため、サーバーやデータの安全性への対応も万全です。
さらに、システム担当者以外はデータベースへのアクセスができない仕様であり、法令に基づいた要求など以外はデータへのアクセスを行うこともありませんので、顧客情報についても安心です。
formrun(フォームラン)の使い方
formrun(フォームラン)の無料登録方法からフォーム作成までの流れについて説明します。単体ページとして公開する方法と、サイトに埋め込んで公開する方法があるので、どちら説明します。
フォームを単体ページで公開する場合
1.無料ユーザー登録
formrun(フォームラン)のホームページにある「無料でスタート」をクリックし、ユーザー登録画面で以下を設定します。
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
Googleアカウントを持っていれば、そのアカウントでユーザー登録することができ、登録を終えると、設定したメールアドレスにアカウント認証のためのメールが届きます。届いたメールから認証をすると自動的にログインすることが可能となります。
ログイン後、「+新規チーム作成」をクリックし、チーム名を設定します。チームとは、formrun(フォームラン)でフォームを作成・運用するグループのことであり、1つのチームで複数のフォームを作成でき、個人は複数のチームに所属することができます。
フォーム作成
チームの登録後、チュートリアルが始まりフォームの作成がスタートします。フォームを作成する方法は以下の2通り。
- フォーム編集画面
- コード型
テンプレートを使って簡単にフォームを作成したい方は、「テンプレートから作成する」を選んで作成しましょう。「コード型」はコードを入力し、より個性のあるフォームを作成することが可能です。HTMLやCSSの知識があるなら「コード型」を利用するのも良いと思います。
テンプレートを選択する画面に遷移したら、任意のテンプレートを選び「このテンプレートを使う」をクリックしましょう。クリックすると、フォームの編集画面が表示されますので、カスタマイズを行いましょう。
作成したフォームを表示
プレビューを表示すれば、作成したフォームがどのように表示されるのか確認することができます。
フォームを公開
「設定」から公開設定をONにし、画面右上にある「保存」ボタンを押すとフォームが公開されます。
次の画面で表示される確認画面の「共有リンク」の下に表示されているリンクをクリックすると、公開されたフォームを確認することができます。
サイトに埋め込んで公開する場合
formrun(フォームラン)で作成したフォームはWebサイトに埋め込むことができます。最も簡単なのは、iframeを使う方法で、「コード型」を選択することで行うことができます。HTMLやCSSを使いたい場合には、コード型での作成を選びます。
フォーム作成画面にある「iframe埋め込みフォーム」をクリックし、指定のコードを埋め込みたいページに貼り付け、フォームのURLを設定すれば、設置は完了です。
以下では「フォームクリエイター」を用いたコード型のフォーム作成手順について説明します。
フォーム名を設定
フォーム作成方法の選択画面で「コード型で作成する」を選び、フォーム名を入力します。
フォーム名を入力しカテゴリを選択したら、「登録する」をクリックしましょう。
HTMLタグの作成
「登録をする」をクリックし遷移した画面で、サンプルコードを参考にしながら各フォーム要素のname属性にformrun(フォームラン)で表示する項目名を記述し、formタグ内に送信ボタンtype-”submit”を挿入します。
ただし、formrun(フォームラン)の画面上ではソースを編集できないため、自社で用意した開発環境(エディタなど)にサンプルコードをペーストしてから編集を行いましょう。
このほか、様々なバリデーションや確認画面機能などを利用できるので、サンプルコード集を参考にしてください。
注意すべきは、HTMLの文字コードはUTF-8のみの対応であること、「_formrun」から始まるname属性は特別な意味があるため使用しないことの2点です。
スクリプト設置
設置先のページにあるタグ内で、「formrun.js」を読み込みます。
フォームのURLを設定する
フォームクリイターのURL設定画面にて、フォームを設置するサイトのURLを指定します。
その際、フォームが動作する可能性があるすべてのURLを指定することが求められますので、「項目を増やす」をクリックし、すべてのURLを指定します。
その後、フォーム送信後のリダイレクトURLを指定すれば設置完了です。最後に忘れずに「更新する」をクリックしましょう。
formrun(フォームラン)はこんな用途におすすめ
受注管理
受注から発送まで一貫して管理することができます。
自動返信メールを自由に設定できるうえ、管理画面から顧客と個別に連絡を取れるため、管理に掛かる負担がとても少ないです。Shopifyと連携しているので、その点も大きなメリットといえるでしょう。
採用管理
採用エントリーフォームの作成から応募者管理まで全て完結できます。
採用プロセスのステータス管理はもちろん、応募者へのメール送信、SlackやChatwork、LINEWORKS、MicrosoftTeamsと連携して求職者の回答内容を確認することができます。
社内・チーム内の共有はもちろん、求職者といち早く連絡がとれます。
カスタマーサポート
カスタマーサポートで、今の対応状況が把握しきれていない場合にもおすすめです。
各問合せの担当者が顧客のステータスを把握できずにいると、対応漏れが起こりますが、formrun(フォームラン)では、問い合わせ状況をステータス管理するカンバン方式を採用しており、ひと目で対応状況が分かります。それぞれの問い合わせに担当者を設定できるため、抜け漏れや重複を防ぐことができます。
formrun(フォームラン)の口コミ
formrun(フォームラン)の料金・プラン
記事名にも書かせて頂いた通り、formrun(フォームラン)は「無料」で使用することができますが、有料プランが3つ存在し、当たり前ですができることが相当増えます。
いずれも初期費用は発生せず、月額利用料のみで利用することができるので、ご安心ください。
プラン名 | PROFESSIONAL | STARTER | BEGINNER | FREE |
おすすめ ポイント | セキュリティ、データ出力など 本格的な業務プロセスの構築に | フォームを たくさん作りたい方 | 個人事業主・ 新規事業の方 | とりあえず無料で 使いたい方 |
料金 | ¥25,800/月 | ¥12,980/月 | ¥3,880/月 | ¥0/月 |
無料トライアルあり | 無料トライアルあり | 無料トライアルあり | 期限なしで無料 | |
フォーム作成数 | 無制限 | 50個 | 5個 | 1個 |
回答データ数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
チームメンバー数 | 10人 ※オプションで追加可能 | 5人 | 2人 | 1人 |
添付ファイルの 保存容量 | 30GB ※オプションで追加可能 | 10GB | 5GB | 100MB |
個別メール送信数 | 無制限 | 無制限 | 月250通まで | 月10通まで |
フォーム送信前の 確認画面表示 | ○ | ○ | ○ | |
formrunクレジット非表示 | ○ | ○ | ○ | |
一斉メール配信 | ○ 従量課金あり | ○ 従量課金あり | ||
Googleアナリティクス連携 | ○ | ○ | ||
CSVエクスポート | ○ | ○ | ||
Googleスプレッドシート連携(自動更新) | ○ | |||
Salesforce連携 (10フォームまで) | ○ ※オプションで追加可能 | |||
独自ドメインの メールアドレス設定 | ○ | |||
ログインユーザのIP制限 | ○ |
無料トライアルについて
formrun(フォームラン)には、14日間無料トライアルが存在するので、気軽に始めることができます。
全ての有料プラン(PROFESSIONALプラン・STARTERプラン・BEGINNERプラン)で無料トライアルが提供されており、14日間の無料トライアル期間中であれば、何度でもトライアルプラン間の変更が可能です。
無料トライアルの流れ
よくある有料プラン契約前提の無料プランではないので、安心して下さい。
トライアル期間の14日間が終了しても自動的に料金が発生することはありません。
無料トライアル終了後、FREEプランを選択することも可能なので、本当にお試しといった形で使用することが可能です。
最後に
formrun(フォームラン)は大企業から中小企業、個人事業主まで、幅広い事業者をカバーする万能のフォームツールであると言えます。
顧客管理までできると前述しましたが、日々アップデートが繰り返されており、ユーザー目線に立ったとても良いツールです。
コーディングのスキルがある人もそうでない人も、誰でも簡単にデザイン性が高いフォームを作れるのは本当に凄すぎます。
無料のFREEプラン、無料トライアルがあるので、是非一度使用してみて下さい。
感動しますよ!